千代花の話したいこと

ちよかのブログ

労務管理の状況を幹部がどう考えていたのかなどが示さ れた。

裁判で労働基準法違反罪に問われたのは、自殺した高橋まつりさんら社員4人の残業に関する労務管理だ。
ただ検察側は過去にさかのぼり、社内で違法残業がまん延していた実態を詳細に立証した。
クライアントファーストで深夜残業や休日出勤をいとわない電通の企業体質や、過去に労働基準監督署から是正勧告を受けたのに抜本的な対策を怠った点などだ。
高橋さんが自殺する前の段階では、同社が把握しているだけで毎月100人以上が違法残業状態にあったといい、違法な長時間労働が常態化している中で起こったもので氷山の一角と非難した。
電通が問われた労働基準法違反の違法残業の罰則は6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金。
複数 の違法行為を合わせても数十万円の罰金にとどまり、被告側が罪を認めれば書面審理だけで刑を科す略式裁判が一般的だ。
今回も検察は略式手続きで進めようとしたが、裁判所の判断で公開の法廷で審理する正式裁判に切り替わった。
厚生労働省の捜査では、電通本社に勤務する約6千人の勤務関連資料が押収され、証拠が膨大になった。
加えて過重労働に対する社会の目が厳しくなっていることを、裁判所が重視した可能性も指摘されている。
電通に限らず、最近は正式裁判で審理されるケースが目立つ。
略式でも正式裁判でも、罰金額など結論はそれほど変わらない。
ただ正式裁判では違法残業の実態や背景が明らかになる。
この日も、労務管理の状況を幹部がどう考えていたのかなどが示さ れた。
公開法廷で審理することで新たな事実が国民に明らかにされる。
他の企業に対する警鐘にもなる。
電通事件の判決は10月6日。